☆☆☆☆☆ 計画作成の具体的進め方 ☆☆☆☆☆

@ 大規模修繕委員会の発足

 大規模修繕推進委員会を第11回定期総会の議決により発足させます。この委員会は理事会のもとにおかれ、長期修繕計画案と大規模修繕工事計画案を立案する推進役となります。また、業者との具体的な折衝を行い、修繕工事実施時には、工事を円滑に進めるために必要な様々な広報や調整を行います。
 もちろんこの委員会は専門技術者の集団ではありません。したがって専門的・技術的な部分に関しては、専門業者のサポートも受けながら計画の立案を進めていくことになります。しかし、あくまでも入居者相互の意見交換をスムーズに行い、その要望や意見を明確にして計画に取り入れていくこと、それによって、練り上げられた計画が、誰にとっても自分たち自身が創り上げたものと思えるものを立案することが、何よりも大切な役割です。
 実際に工事が始まれば日常生活にも、さまざまな制約が付きまといます。工事期間は概ね3〜4ヶ月と思われますが、その間の広報活動もしっかり行う必要があります。 工事にかかる費用は莫大な金額で、その費用は毎月こつこつと積み立ててきた私たち入居者の大切な財産です。修繕工事が成功するか否かのポイントの90%以上が入居者の合意と協力を得ることだといわれていますが、とても理事会役員だけで対処出来る問題ではありませんし、するべきでないと考えます。
 したがいまして委員会メンバーは、理事会役員のみで構成するのではなく(もちろん理事会からも参加します)、お住まいの皆さん方に強く参加を呼びかけます。あわせて、委員会は常に公開で行い、委員会メンバー以外の方でも入居者であれば誰でも自由に参加し意見を言うことができるものとします。

A コンサルタント会社の採用

 計画の立案から建物調査・計画立案・工事管理において、必要に応じて専門的な立場で委員会をサポートするコンサルタント会社を採用します。
 もちろん採用にあたっては公募を行い、選出にも厳正をきします。

B 建物調査

 過去2回(2000・2001年)の調査で建物疲労が確認されています。マンションの現状を把握するためにも引き続き調査を行います。建物調査は専門業者以外にも、住民による目視調査も必要になると思われ全入居者を対象としたアンケートも行います。また調査結果は公表し、これをもとに今回の大規模修繕工事案を立案します。また長期修繕計画立案の参考材料とします。

C 全入居者との対話を促進し、総意の結集をはかります

 ニュースの発行、アンケート活動や投書箱(大規模修繕目安箱)の設置、計画原案段階での説明会の開催など、必要な情報をすべて開示し、入居者の意見・要求・疑問などを総結集するあらゆる手だてをつくし、全入居者との対話・入居者相互の対話を促進し、総意の結集をはかります。
 これを可能な限り長期修繕計画に反映し、今回の大規模修繕計画のなかにも盛り込みます。

D 計画案の総会提出と承認

 上記を行い、立案された長期修繕計画案と大規模修繕工事案の総会による承認を求め、総会の議決によって大規模修繕の実施段階に入ります。